ヒメニウムが足りない

色々やりたい

プラッツ 1/24 PACIFIC RACING NAC ガールズ&パンツァー S14タイプ D1グランプリ 2017を糾弾する

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今日はこのキットを糾弾していこうと思います プラッツが出したガルパンシルビア2017年版です ちがった「S14タイプ」だ 昔のレースゲームみたいでいいだろ?TYPE-S14ってか?

  

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実車はこちら これは第一戦お台場

 

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こちらは最終戦翌日のD1エキシビジョンの時ですね 半年以上期間が開いてるので車的には全く同一というわけではなさそう エアロ変わってたりスポンサー増えてたりしてね

 

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まず箱から見ていきましょうか

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これなんと日産の認可受けてるんですね 昔の痛車ブームの時は日産車1台も出なかったのにね 史実で存在すれば痛車でもOKらしいです GPR-2の下は定価です たっか

 

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チーム紹介ですが間違っている箇所がたーくさんあります

まず「PACIFIC」の後の空欄が全角です 上のタイトル欄の空白はすべて半角なので間違いですね 同じ間違いが「SUPER」の後にもありますね 雑ですね~

その「SUPER GT」の後の文言が「本格的に2016年」になっていますね 文章が繋がりません 本格的に何? プラッツの商品ページでは書かれてたけど、さてはこれスペースに入らないからって適当に文書削ったな?

そして一番大きなミス、「村山選手は筑波サーキットで開催された第3戦単走決勝で、初優勝を果たしました。」の部分

先に添削しましょうか、正しくは「村山選手は筑波サーキットで開催された4追走決勝で、初優勝を果たしました。」となります

D1ファンならわかりますが、「単走」決勝と「追走」決勝には大きな違いがあります。単走は予選を通過すればだれでも走れて、全員2回ずつ走って最高得点を出す競技です。「単走番長」と呼ばれるような「単走だけめっぽう強い」選手が数多くいます。岩井選手なんかが有名ですね そしてここからが重要なんですが、単走決勝は実質的な「追走への予選」です。よって、単走優勝そのものはそこまで大きな名誉にはなりえません。

対して追走はトーナメント戦、1度ミスをすれば勝利が消える緊張感のある戦いが繰り広げられます。たまたま1本決まれば優勝の可能性がある単走と違って、ミスなくトップ16から決勝まで勝ち上がる強い精神力と技術が要求されます。

よって、「D1優勝」とは基本的に「追走優勝」のことを指します

まあ長々と言いましたが結局「単走優勝」と「追走優勝」は全然違うモノなんですね これ間違えるって野球の1軍2軍間違えるくらいの重罪だと思うよ

そもそもラウンド数も間違ってるし…下にリザルト貼っておきますから興味のある人はどうぞ 

D1 GRAND PRIX Official Website - 2016 TSUKUBA DRIFT - Rd.3 Report

D1 GRAND PRIX Official Website - 2016 TSUKUBA DRIFT - Rd.4 Report

一応チーム名もD1公式だと「PACIFIC RACING TEAM with メガテック」なんですが見逃してやりましょう 今日の俺は気分がいいからな

 

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D1グランプリの説明 まともな文書だから多分どっかからコピペしてきたんだと思う

 

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ガルパンの説明 まあ適当に読み流した感じ劇場版のあらすじですね 18年に出したキットとしては肩赤では?

 

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表紙の写真 こういうド派手な車が作れるんだろうなぁと思わせる詐欺

 

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キット中身 まずデカール 無駄にカルトグラフ

 

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車体側面のデカールを1枚にして貼らせようとするの本当に犬畜生以下の所為だと思う

 

 

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説明書です ちなみにたった4ページしかなくペラッペラ 車種紹介なんかもない 車両やドライバーの説明については箱絵以外記載はございません!

 

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※の部分がすべてを物語る 八部くらい異なると思うけど

 

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2016年からエアアウトレット付いたって書いてあるけど、ガルパン関係ない2014年頃にはすでに開いてたはずだが?

 

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塗装指定図 自分の会社名すら間違うPALTZ じゃなかったPLATZ それにプリンテッドインジャパン_rって何?右傾化してるとか?

 

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ワイパーのデザインがとっても雑で笑っちゃう 曲げられる磁石かよ

 

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中身のパーツをさらっと と言っても中身はただのS14シルビア…もといTYPE-S14の前期のパーツだから紹介することもない どノーマルですよ~という証明だけ

 

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ボデー 当時の走り屋に大不評だったおもちみたいな形状

 

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内装もどノーマル バスタブだし後部座席もある 当時のフジミレベルって感じですね

 

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タイヤです RE71って書いてあるから多分ブリジストン D1にブリジストンはもういないんだ

 

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たまたまタイヤジャンクボックスに同じタイヤがあったから見つけてきました イニDのシビックタイプRに入ってたものです そういうサイズが入ってるんですね たしか17インチ 史実は18インチです 公式サイト見たから間違いない

 

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ホイール 一応TE37らしいから間違って無くはないけど形状ダサいな これはフジミが悪い

 

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唯一このキットのためにオコされたレジンウイングとそのエッチング こんなもんオコすくらいなら何もつけずに価格千円でも2千円でも安くしろって話だ タミヤあたりの別売りGTウィング買ってつければ良いんだからな

 

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エッチング翼端板のデザインはこのキットで唯一史実を再現してるっぽいパーツですね これすら史実無視だったらなんのために新規パーツにしたんだって話ですが

 

とまあこんな感じです

結論としては「なにもかも間違ってるキット」ですね 箱絵は嘘で説明は間違っててキットも間違ってると 間違ってもあの2017年D1で予選通過すらままならなかった600馬力のモンスターは出来ないです 出来るのは時々町中を走ってる555カラーを纏ったインプレッサのラリーレプリカのようななんちゃって痛車 しかもデカールは無駄に一体化されてるから別の車に貼って新しい痛車にすることすら出来ない

これを5000円で売るその魂胆がとてつもなく気に食わない ガルパン特需でちょっと儲かってるからってプラッツはアコギな商売をしすぎなんだよな

本気で認めてほしけりゃのむけん引退記念でエアロをレジンパーツでフル再現したER34出してみろってんだ 大昔のラジ館といい初期のガルパンキットといいやってることが1から10までがさつで雑だから誰からも認められないんだ わかっているのか?

まあそもそもな、そもそもなんで調子最悪だった2017年シーズンをモデル化してあの無敵の斎藤太吾から2勝をもぎ取った2016年シーズンをスルーするのかもわかんないんだよな

 

ともかく、パシフィックレーシングがガルパンから手を引くことがほぼ決定したことにより、プラッツというゴキブリがD1ファンから金をせびり取ることはおそらくなくなりました これが唯一の朗報なんじゃないでしょうか とか言って2018年版も出したりしてな(フラグ)