ヒメニウムが足りない

色々やりたい

オーロラモデル 1/48 JAPANESE WORLD WAR Ⅱ MEDIUM TANK 完成しましたよ

オーロラモデルの1/48 JAPANESE WORLD WAR Ⅱ MEDIUM TANK(多分チハ)を作りましたのでご報告いたします

 

・ざっくりとしたギャラリー

キット交換会で流れてきた関係などがありデカール、説明書なしの状態で手元に来ました パーツもランナー外れなどあり、本来あるべきパーツが無いとかがあるかもしれません

そのため砲塔の旭日旗は1/700の軍艦旗を流用しています

 

塗装色はGSIクレオスの草色(C523)

 

多少墨入れがてらウォッシングしてる感じですかね

 

トップコートクレオスの水性Mr.プレミアムトップコートつや消し

普段はMr.カラーの普通のつや消しクリア(缶)を使うんですけど残弾が少なくて…

吹いた後気づいたんですけど、水性クリアだとウォッシングと基本塗装が溶けないから色のなじみがよろしくないね…

艶の消え具合は悪くないと思います

 

履帯は自家製のつや消し黒の上にシタデルのLEADBELCHERをドライブラシ

履帯自体は当然塗装可能素材ではないのでガイアノーツのプライマーを吹いてからつや消し黒を塗っています

 

ちょっと腰高な感じですが雰囲気はあると思います

 

・砲の可動域など

ハルダウンバンザイ

 

だいたいチハっぽい砲可動はしますね

 

砲塔はイマドキのツメがある形ではなくスナップフィット的な技法ではめ込む形

ぐるぐる回して遊び過ぎたら固定用の凸モールドが削れて砲塔がうまく固定されなくなるかも

※砲塔側の雑な穴は塗装用に開けた穴です キットパーツは穴なし

 

・サイズ感

ここまで見てきてなんかデカいなと思いませんでしたか?

実際デカいと思うんですよね

奥はタミヤの1/48タイガーですが全長がほぼ変わらない

チハについて僕は詳しくないので本当にこれくらい大きい可能性も否定できないですがあのチハが?軽戦車扱いされるチハが50トン級戦車と同じサイズ????

 

ということで全長

極めて雑な図り方ですが13センチくらいですかね

 

全幅は6センチほど

 

全高はちょっと定規が見にくいですがキューポラまでで6センチ、アンテナ含めて8センチ程度

これが1/48のチハらしいです 計算が面倒なので間違い探しはしません

 

・キット評的なもの

箱絵はこちら

味わい深い絵ですね…しかも箱が真四角

 

君なんか箱絵と違くない?

 

プラの成型色がマーブル模様です なんで?

 

1963年製(ピント甘くてごめんして)

自分が生まれる前どころか親が生まれてない頃のキットですよ すごいですね

 

意外と簡単かつサクサク組めました 車体は箱組だけど大きな歪みもなく普通に組めたという感じ

砲塔の上下の接合面に多少隙間があったのでプラ板を適当に挟んで埋めています

1963年製のキットですって言われたら手に負えない物を想像してましたが、まあ本当に普通に組めるという感じ

説明書なしだったけどゲームの3Dモデルとにらめっこすればどこに何が付くかもわかったりして案外困らない

「アメプラ」「60年代」って感じはほぼ無い 古~いタミヤのAFVプラモを組んでるような感じだなって感想です

強いて文句を言えばハッチ類のパーツの表面に押し出しピンを置くのをやめてくれってくらいです

あと要経過観察なんですが、履帯がプラパーツを溶かす疑惑があります

古い海外製キットあるあるネタなので完成前後問わず本体と履帯は別々に保存しておいたほうが安全でしょうね…

 

・イジった部分

砲の基部はプラ板とリベットパーツで成形してます

砲身の先も形状がヌルかったので真鍮パイプをそれっぽく接着

 

改造前がこうでした 1パーツなのはありがたいっちゃありがたいんだけどヒケ過ぎですね…キットの発売時期を考えたらこんなもんなんだろうとは思いますが…

砲身の先も変な所に押し出しピンがあったりしてヌルい仕上がり

パイプじゃないにしてもプラペーパーとか貼ればちょっとシャープになるんじゃないかな…

 

キットはテールライト(らしい)が紛失状態でした

また車体上部と下部の合わせがあまりよろしくない状態、工具箱(?)横も合わせ目がバッチリ出る上参考資料(WoTの3Dモデル)だとリベットがあるがこっちはなんにもなし

 

なのでまずテールライト(写真右側の銀色のポッチ)をプラ棒とリベットパーツで自作

工具箱?横もパテで合わせ目を消してリベットを置いておきました ちょっとスケール感が違うけど許して

車体上下の合わせ目も消したんですがちょっと残ってますね…

 

・総論

1960年のキットとしてはよく出来たキットだと思います

完成してしまえばチハにしか見えない(プロポーションに一言言いたいけど悪口は言えない時に使う言葉)ですし、メーカーがある国から見れば敵国の戦車ですからね

もっと適当な出来で箱絵のようなチハとは似ても似つかない得体の知れないモノが出てきてもおかしくないのに、ちゃんと「チハ」になってるのは評価すべき点だと思います

パーツの精度もまずまず良く、組んでてストレスが溜まることはなかったです

当時のイケイケアメリカパワーを少し感じ取った気分になりましたね…

 

写真はないですがバキュームフォームで出来たジオラマベースも付いてきました

ベースのディテールはヌルヌルですがジオラマ作りの第一歩にはちょうどいいんではないでしょうか

 

そんなオーロラモデルのチハですが現在アトランティスモデル名義で再販中!ばいなう!

www.1999.co.jp